STUDIO KIGI & CO.,LTD.

「キギ」の由来 / 植原亮輔

「キギ」の由来 / 植原亮輔

キギは英語でいうとtrees
クリエイティブを一本の木に例えました。

これから説明する話は2009年頃
あるブランドをつくる際、その会社の役員の人たちにプレゼンテーションをしたものです。
この話がもととなっています。

木というものは、土の中では根を張ることで立ち上がっています。
地上では幹が伸び、枝葉に分かれて、実や花ができます。
まず、地面から下をブランドの思想哲学とし、地面から上を社会とします。


植物や鉱物、土など、自然界にあるさまざまな素材を自ら採取し、丁寧に生み出される調香師・SARIが生み出す香り。
その驚きに満ちた香りとの出会いから、OUR FAVOURITE SHOPのコンセプトでもある「空と木々と大地」をイメージした3つの香りのプロダクトが生まれました。

土の中には、養分や水分などの栄養がいっぱいあります。
ここで、養分や水分を「知識」「教養」「テクニック」「想い」と、例えてみます。
これらを吸い上げる為に、根が伸びていきます。
これは好奇心や探究心です。

そして、ブランドが大地にしっかりと立つ準備をします。
やがて、吸い上げたものが集まって、ひとつになり、幹となり、あるひとつのコンセプトとなって、社会に出て行きます。

さらにそれが伸びて枝葉に分かれて実や花ができます。
これは商品です。
枝葉は、商品を支えるための様々な事です。
これは、空間だったり、グラフィックのイメージだったり、商品を生産するシステムだったりします。

雨風がふきつけ、光が差し込みます。
これは、社会からの評価だと思ってください。
批判もあれば賞賛もあります。

植木職人さんがいます。
アートディレクターやコピーライター、そしてブランドの担当者たちがチームになっています。
外気の状態、根の状態、土の状態を診ながら、この木が大きくまっすぐ育つために植木職人がチームをつくって管理します。

お猿さんがいます。
これは、この木が始めて大地に立つ・・・つまりブランドが始めて社会に出て行くので、この実が美味しいということを伝えなくてはいけません。
アートディレクターやコピーライターが、わかりやすく絵や言葉で説明をします。

鳥がいます。
鳥には遠くのお猿さんに伝えてもらいます。
これは、DMとか広告です。

このようにひとつのよい循環が生まれると、株分けして木を増やしていきます。

さらに、こうなります。
やがて、森にしていきましょう。

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